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2008年04月23日

新人を見てて思うこと。

皆さんご存じのとおり、当店に新人の星山君がきて、そろそろ2ヶ月になります。
私(きよし)が新人としてこの仕事に就いたのが今から18年前。
当時は4輪のディーラーの整備士でした。
もうずいぶん経ちます。

当時は”理想の自分”と”現実の自分”とのギャップに大概嫌気がさしたもんですが、その次の年に入ってきた後輩の新人もまた同じ。
以来、17年間いろんな新人を教えたり育てたり、また辞めていった新人を見送ったりもしました。

さて、当店の今年の新人、星山君も2ヶ月の間に一通りの失敗をこなして、そろそろ自分一人では立ち直れないくらい凹んだりもする頃かな~、なんて思いながら日々の仕事振りを見守っていたりしています。
きっと、こんな状態を 『五月病』 と言うのでしょう。

 
自動車やバイクの整備士というのは、普段の生活で身につけたスキルをあまり生かせず、一から全てを覚えなくてはいけない仕事なので、なかなかに敷居の高い仕事と言えるのではないでしょうか。

まあ、どの仕事も一緒でしょうが、特にこの仕事は
 ・バイクや車を通してお客さまの命を預かっている。
 ・何百万円の商品を扱っている。
 ・相手のお客様が商店や企業ではなく、直接エンドユーザーである。
・・・・・・という点で、ちょっと特殊です。
こんな状況に気付いたとき、自分の仕事に自信が持てるか持てないかでこの仕事を続けられるか否かが分かれるんじゃないかと思っています。

今は仕事を覚えている段階ですので、彼の分かれ道はこれからだと思いますが、できればそれまでにこの仕事のやりがい、楽しみを見つけて欲しいです。
それにはまず、仕事を覚えて、お客様と接して、お客さまに信頼される、『ありがとう。』と言ってもらえる仕事をこなせるようにならないと。

星山君に 『がんばれ。』 
・・・と同時に、お客さまである皆さまにも、彼の成長ぶりを温かく見守って頂きたいと思います。

ちょっと偉そうですか?

すいません、要するに 
『辞めんなよ。』 っちゅうことです。
俺も、お客さまも、みんなお前の将来に期待してんねんから。
解ったか?

きよしでした。

投稿者 duca : 2008年04月23日 20:32