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2007年12月17日

あっ、見っけ。

新車の整備をしていて気付いたんですが、1098っていろいろなところがよう変わりますね。
まるで間違い探しのようです。
それだけDUCATIも力を入れているということでしょう。

今回見つけた間違いは・・・じゃない、変更点はコレ。

タイミングベルトのアジャスタープーリーです。

と言っても何が変わったかなんて皆さんにはわかりませんよねぇ。
実は今まではこの部品は特殊な工具で調整するプラスチック製だったんですが、この度普通の工具(26mmのメガネレンチ)で調整できるアルミ製に変わりました。
 

でもって、こちらがこの度部品変更に伴い立場を失った特殊な工具です。

どうしてくれんねん。

この工具がまた! 出来の悪い厄介な工具で!
本当は別のちゃんとしたハンドルが付いていたんですが、そのハンドルのままだとフレームに当たって工具がエンジンに付けられないという、なんとも笑えないバカ工具。

『1098専用工具』 だったら車体と一緒に設計せい!

と言うわけで適当なステーを切り貼りしてハンドル・・・と言うか取っ手を付けて、いざ調整しようとしたら・・・。

『部品にハマラナイ・・・。』

『1098専用工具』 だったら部品と一緒に設計せい!!  いやホンマ!!

で、悪い部分を削りまくってやっとこさ使えるようになったという思い出深い工具なのです。

そんな工具も、相手の部品がないんじゃ意味がない。
ウチで今まで納車した30台前後のためだけの工具となってしまいました。

でも、まあオートバイがより良くなるなら歓迎するべきところです。
ニューモデルを待たずとも、マイナーチェンジを待たずとも進化を止めないところはサスガといったところ。


きよしでした。

投稿者 duca : 2007年12月17日 21:55