DUCATIOSAKA MINO スタッフブログ

　
そういえば、全日本ロードレースが開幕しました。
オフィシャルサイトにて結果が見れますが、注目すべきはＳＴ６００。
このクラスはスリックタイヤが使用禁止ということで、プロダクションタイヤでのレースとなります。
要するに、当店で普通に扱っているタイヤでのレースです。

そのＳＴ６００クラスの開幕戦・筑波でとんでもない事が！！
なんと！　スターティンググリッドの１～２列を全てピレリユーザーが独占！！
トップ１０の８台がピレリ勢との事！！　　（・・・って聞いた。間違ってたらゴメン）

マジで！？　　そんな良かったっけ！？　　（おいおい）

いやいや、確かにピレリタイヤは良いもので私（きよし）も多くのお客さまにお薦めしていますが、まさかここまでヤルとは・・・。

因みに、ピレリタイヤにワークスタイヤというものは存在しません。
全て市販ラインに乗っている商品をサーキットに持っていって供給しているだけだそうです。
つまり、全日本のトップライダーやＷＳＢの芳賀選手の使っているものと全く同じものが買えるという事です。

これは、ピレリというメーカーの企業ポリシーに由来しているそうで。
つまり、ピレリという会社は 『サーキットにおける究極の速さ』 というものにはあまり興味が無いようで、目指すものは 『市販車に付けて公道を走るための究極のタイヤ』 ってことみたいです。
なので、ＭＯＴＯ-ＧＰや４輪のＦ-１には興味がなく、市販車ベースの車輌で行うＷＳＢや４輪のＷＲＣなどに積極的なんだそうです。
因みに当店は、そんなピレリタイヤの特約店・ディアブロショップです。

そんなピレリタイヤを試したいという方は、今回のタイヤキャンペーンを是非！
きよしでした。

　　【　おまけ　】
ワークスタイヤというものは、それは凄まじい性能だそうで。
１０年位前にＴＩサーキット（現・岡山国際）にて行われた全日本にて、ワークスチームに供給するはずだった国内メーカーのワークスタイヤが、何かの間違いでなんと、前座レースのエリアＧＰ２５０のライダーに渡ってしまい、知らずに走ったそのライダーは決勝レースにてトップ独走！　コースレコードを連発！　挙句の果てにはあまりのハイペースに最終ラップにガス欠！！　レースをリタイヤした後、メーカーの者が真っ青になって新品の市販タイヤを携えてワークスタイヤをコッソリ回収しに訪れたという大事件があったことは内緒だ。
（あまりの速さに、メーカーの者も失われたワークスタイヤの今の持ち主が 『アイツだ！！』 と、一目で解ったとの事。　へー。　そーなんだ。　だってさ。 　・・・・・・確かに、あの速さは異常だったよ。）